(9): 視覚障害者ホームから転落事故について
11月01

(9): 視覚障害者ホームから転落事故について

今年8月、東京の地下鉄の駅で、盲導犬をつれて歩いていた視覚障害者が、ホームから転落し、死亡するという事故が起こってしまいました。 お盆の真っただ中に起きた事故で、利用者も少なかったのが不運だったと、ささやかに報道されていましたけれど、片田舎の駅じゃあるまいし、事故現場は、東京の銀座メトロ線のホームですよ。誰かいたやろに…なんでやねんな!と嘆きつつ、40年近くも身体障害者をやっていると、直感的に「これは障害者側の問題が浮き彫りになりつつあるな…」と感じた事件でもありました。 まず私の持論を語る前に、事故の状況をみていきましょう。 事故は、8月15日の夕方に起きました。東京メトロ銀座線の青山一丁目駅で、目が不自由な55歳の男性が、ホームから転落し死亡しました。 東京メトロによりますと、男性は、盲導犬を連れてホームを斜めに歩いていました。駅員が盲導犬連れの男性に気付き「お下がりください」とマイクで呼びかけましたが、男性はは足を踏み外すように転落。...

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(8): 西本願寺の機関誌に掲載されました!
10月07

(8): 西本願寺の機関誌に掲載されました!

  先日、こちらのサイトでも書いた「相模原の殺人事件」についての関連記事が、この度、西本願寺の機関誌に寄稿されるという機会に恵まれました。...

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(7): 番外編 リオデジャネイロパラリンピックについて
10月07

(7): 番外編 リオデジャネイロパラリンピックについて

  2016年夏季リオデジャネイロオリンピックに引き続き、先月はパラリンピックも無事に修了しましたね。日本人選手たちの健闘にも多くの感動がありました。 が、メダルの数は思ったほど伸びず、実際に国別メダルランキングを見ていても、疑問に感じることもあったので、今回はその辺を含めて、楽歩さんにお話を聞いてみることにしました。 編集室: この間のパラリンピックの結果ですが、非常に残念に思うのが、日本のメダルの数なんですよ。 健常者のオリンピックの時にはメダル数は、リオ大会は、確か過去最大となり、国別のランクでもかなり上位に入っていた日本なのに、それがなんともパラリンピックになったら、すっごい少なかったですよね! アメリカも圧倒的強さを誇る割には少なかった!これって、どういうことでしょう?やっぱりそれだけ障がい者へのチャンスが少ないということなんじゃないかなと思ったんですが、違いますかね?...

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(6): 相模原障害者施設殺傷事件にもの申す!
10月02

(6): 相模原障害者施設殺傷事件にもの申す!

  最近、こちら日本では、障害者関連の目の覆いたくなるような事件、事故が相次いで発生しています。 海外でも報道されたと思いますが、7月に神奈川県の相模原障害者施設で起こった殺傷事件について、脳性まひのワタクシが、もの申したいと思います。 障害者の友人知人たちは、あまりにもこの事件がショッキングすぎて、外出する気にもなれないと嘆いています。不眠症など心身ともにやられてしまった方も多い中、一風変わった障害者のワタクシは、ある境地に辿り着きました。 確かに私も障害者の一人として、犯人の「障害者は社会のお荷物だから殺した」という動機には、いい知れぬ虚無感に襲われましたよ。 でもね、仮に健常者が社会に役立つ人材というのなら、まともに歩けない、ろれつも回らない、字を書かせても何をさせてもトロクて下手クソ!な脳性まひの私を、そういう基準に当てはめるならば、間違いなく社会のお荷物だわね!と思えた瞬間、ウソみたいに身も心も軽くなれたんです。...

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(5): ひらけごま!
3月26

(5): ひらけごま!

ヒトタビ海外へいけば、扉は自動ドアではありません! 日本では、いまやどこでも自動ドアが当たり前ですが、海外では、未だありえないほど重たい扉を開け閉めしなければなりませんし、回転扉というところだって少なくありません。この事実だけを書き起こすと、ひどく住み難い国だと思われるでしょうが、ところがどっこい、高性能でぜったい挟まれることもない自動扉が完備されている日本より、よほど外出しやすい海外のカラクリについて、本日はレポートしていきたいと思います。 障害者云々の前に、アメリカはそもそもレディファーストの国ですので、女性である限り、どんなに扉が重かろうとも、ほぼどこでも自動ドアみたいに、ジェントルマンが我先にと開けて下さるし、ましてや車椅子に乗っていようもんなら、恰幅のいいおばちゃんから、ヒールを履いたお姉様たちまで、誰かが必ず開けて下さるのです。...

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